2校時 2年生は生活科と体育
1組さんは
からいも?サツマイモ?の観察に行っています!からいも?さつまいも?どっち?
さつまいもの原産国を知っていますか?日本で古くからなじみのある野菜であり、名前に「薩摩」と入っているので、日本原産と思う人は少なくありません。しかし、実はさつまいもの原産地は、メキシコを中心とした熱帯アメリカです。サツマイモは、古くは紀元前から栽培されており、15世紀の終わりごろにコロンブスが、生でも食べられて保存がきくこと、ビタミンを多く含み壊血病を防ぐことから、船旅で重宝する野菜としてアメリカからヨーロッパへ持ち帰りました。しかし、涼しいヨーロッパの気候はさつまいもには適さず、栽培は広がりませんでした。その後、温暖なアフリカ、インド、東南アジアの植民地に持ち込まれたことで、世界中で栽培されるようになったのです。
日本には、1600年ごろに中国(唐)から今の沖縄である琉球を経て、薩摩(現在の鹿児島県)に伝わり、盛んに作られるようになりました。そしてその後、八代将軍徳川吉宗の時代に大規模な飢饉、いわゆる「享保の大飢饉」が起きた際、対策を命じられた蘭学者の青木昆陽(あおきこんよう)が、長崎ですでに栽培が広まっていたさつまいもに目を付けて関東地方に広めたと言われています。なお、さつまいもはやせた土地でも育ち、保存もきくことから、この後も度々起きた飢饉や戦争など、食糧難の際に救世主となることがありました。
ということで正式名称はさつまいもですが,唐芋も正解です!地域によって呼び名が違うそうです。
2組さんは体育
この運動をクモさん歩きといいます!何のために・・・運動はつながっています!
ただ「クモさん歩き」の動作を細かく見ていくと意外に運動種目と深い繋がりが強いんです。分かりやすいので例えると、鉄棒の逆上がりです。逆上がりは、重たい足を上にあげる工程がありますが、そこで必要な力として、
この2つの力が備わっていると、逆上がりが成功する確率は、グッと高まります。考えて見ると、クモさん歩きはお尻を上げて移動するため、腹筋を使いますよね。さらにいうと、自分の体重を手足だけで支えて移動するのでかなり腕の力を使うことになります。この説明の中でも、「クモさん歩き」が逆上がりができるようになるための練習方法になっていることが分かりますね!他の運動種目でも細かく考えると、「クモさん歩き」がいかに様々な運動能力向上に役立っていて、必要不可欠な存在ということです。
運動って無駄な動きはありません!まいにち眼光で勉強や運動をがんばっている児童ってすごいです。